必見!心療内科に向いている人はこんな人!

心療内科は、心に関わる病気を専門的に診る診療科ですが、精神科とは異なります。精神科がうつ病や統合失調症、幻覚や幻聴などのこころの病気そのものを診る診療科であるのに対して、心療内科の領域は、ストレスや緊張など、こころの状態につられて起こってしまう頭痛や消化器官の異常などの身体的な不調です。

このように分けられてはいるものの、その境界線は厳密なものではなく、心療内科と名乗っていても、精神科領域の疾患を診ることもありますし、その逆もあります。ですので、心療内科で働く看護師には心療内科、精神科両方の診療科の知識が求められるでしょう。

心療内科に来る患者は、メンタルになんらかの不調を抱えている人です。治療法としては、原因の取り除きや行動療法などの方法があげられますが、どれも急激に結果が出るものではありません。看護師には、長い時間をかけて患者と向き合い、ゆっくりと治療していくということが求められるでしょう。また、メンタル面に不調を抱えている人は、他人とうまくコミュニケーションを図れない人も少なくありません。そのような人達とコミュニケーションを図り、必要な情報を引き出したり、治療しやすい雰囲気をつくりだしたりするのも、看護師の重要な仕事のひとつになるでしょう。以上のことからも、心療内科で働く人には、人の話をじっくりと聞くことができる人や細かい気配りができる人が向いていると言えるのではないでしょうか。もし心療内科勤務に向いているかもと感じたら心療内科で働こう! – 看護の扉の併せて読むことをおすすめします。